SKFはシングルライン潤滑システムでの使用を目的に開発したLincoln SLCグリース計量装置を新たに発表した。クラス最小サイズともいえるコンパクトなモジュラーデザインを採用することで,接合部を減らし漏れリスクの低減を図っている。バネによってリセットされる制御ピストンは最大でNLGIちょう度クラス2のグリースに対応可能で,厳しい条件下や低温時でも安定した高圧の潤滑を実現。吐出量は調整ネジまたは注入ネジで設定でき,いずれの方法でも各潤滑ポイントに所定量の潤滑剤を確実に供給する。
再生可能エネルギー,建設,鉱業での用途のほか,小型の中圧デュアルライン潤滑システムとの交換用などコンパクトさを生かした対応の幅広さも特徴。
ラインアップは,アウトレット1~12個用のSLC1とアウトレット1~6個用のSLC2の2つのバージョン。どちらもBSPまたはNPTネジ穴付きで,腐食性分類はC3,インレットおよびアウトレットの接続金具は,メートル系寸法と英ヤード・ポンド系寸法の双方に対応可能となっている。(’19 1/9)
「2024洗浄総合展」開催される
2024年9月18日(水)~20日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2024洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で43,271名(同時開催展含む)が来場した。