2018年12月26日

「第80回切削油技術研究会総会」,開催される

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
安藤パラケミー

 切削油技術研究会(会長:村上 靖典 氏,三菱マテリアル)は,2018年12月7日(金),アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて「第80回切削油技術研究会総会」を開催した。
 同研究会は1954年に発足し,以来64年間,生産現場に立脚した加工技術者の集団としてユーザー,工作機械,工具,切削油など企業間の壁を超え,それぞれの現場で得た知識やノウハウを持ち寄り,専門委員会による共同調査や研究を重ね,その成果を総会で毎年報告している。「穴加工皆伝」「研削加工皆伝」「切削油剤ハンドブック」などの刊行物も発刊し加工技術の向上に貢献しており,今年の2018年12月にはミーリングの中級以上の技術者向けに「ミーリングハンドブック」を発刊した。
 今回の専門委員会報告では,電気自動車の普及はもとより,航空機産業や重電産業,医療産業などではこれまでとは違った思想の製品設計がなされていることから,製造現場における次世代技術の取組み状況と,既存技術の活用状況を調査し,切削油剤のかけ方による工具寿命の影響調査や加工シミュレーションによる切削温度域の解析結果と高能率加工の条件選定,加工による残留応力の影響調査などを報告し,テーマに関する自由討論(写真)を行った。
 特別講演では,エアロメカ代表取締役の安藤 隆幸 氏が「振動技術者がひもとく零戦開発秘話」と題し,零戦の実用化において障壁となった振動問題の原因や課題克服の過程を当時のエピソードを交え紹介した。(’18 12/26)

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