2018年10月31日

ランクセス,繰返しの負荷を受ける部品向けのポリアミド新製品群を発売

アーステック

 ドイツの特殊化学品メーカー,ランクセス(LANXESS)は,繰返しの機械的負荷に対する長期耐久性を持つポリアミド6の新製品群「Durethan Performance(デュレタン・パフォーマンス)」を開発しているが,今回ガラス繊維をそれぞれ30%,35%,40%含有する熱安定性を備えた「デュレタンBKV30PH2.0」,「BKV35PH2.0」,「BKV40PH2.0」のコンパウンド,およびガラス繊維30%で耐衝撃性を強化した「デュレタンBKV130P」コンパウンドを新規投入する。製品名の「P」は「パフォーマンス」を意味している。
 新製品は,同じガラス繊維含有量の標準品より動的耐用年数が数倍あり,静的な機械特性も向上している。近年非常に高価となったポリアミド66コンパウンドの経済的な代替素材となる。
 同社は,同製品群のさらなる拡充を計画しており,50%および60%のガラス繊維で強化した2つのコンパウンドの発売が間近となっている。(’18 10/31)

Related Posts

「第22回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される

「第22回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される

2024年12月2日(月)~3日(火)の2日間,日本機械学会 機械力学・計測制御部門は,日本設備管理学会,日本トライボロジー学会との共催で「第22回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏(大阪公立大学),実行委員長:金森 啓祐 氏(三井化学))をアプラたかいし(大阪府高石市)で開催した。

Share This