2018年10月17日

シチズンマシナリー,LFV(低周波振動切削)技術を拡大,ねじ切り加工に対応

 シチズンマシナリーは,現在7機種に展開しているLFV(低周波振動切削)技術に「ねじ切り対応機能」を新たに開発し,2019年初頭より発売を開始する。
 LFV技術とは,同社独自の制御技術により,サーボ軸を切削方向に振動挙動させ,切削中に刃物があたらない「空振り」する時間を設けることで切りくずを分断させる加工技術。これにより小径深穴加工の効率向上や,切りくずが長くなりやすい難削材旋削加工においても切りくずが細かく切断できるなど,切削加工において長年の課題であった切りくずに関するさまざまな課題解決を実現している。また,切りくず容量の大幅縮小や,ワーク表面への傷防止などにより,長時間高精度加工を実現する。
 今回開発されたねじ切り加工対応のLFV技術は,今までとは異なり,長手方向(Z軸)に切削中に切り込み方向(X軸)が振動することで,ねじ切り加工時の切りくずを分断する画期的な技術。従来,加工時の切りくずの影響による製品のキズや刃具破損が課題だったが,LFV技術を適用することで課題解決を図れる。(’18 10/17)

Related Posts

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTNは,オイル潤滑下の玉軸受が高速回転する際のトルク計算の精度を従来比で最大50%向上させた新たなトルク計算方法を開発した。 近年,EV(電気自動車)や HEV(ハイブリッド車)の省エネルギー化が進められる中,これらの車両のモーターや減速機に使用される軸受の低トルク化は普遍的な課題となっており,これらの軸受は従来よりも高速回転性能が求められるために,高速回転条件下でもより高精度にトルクを計算する手法の開発が求められる。...

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

Share This