2018年10月10日

島津製作所,基盤技術研究所内に新研究棟「SHIMADZUみらい共創ラボ」を設置

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 島津製作所は,「けいはんな学研都市(京都府)」基盤技術研究所内に,先端分析,脳五感・革新バイオ,AI(人工知能)などの研究開発を推進し,オープンイノベーションによる新しい価値の創造と社会課題の解決を目指すための新研究棟「SHIMADZUみらい共創ラボ」を設置する。同研究所は,同社の長期的な成長に必要なコア技術の深耕や新技術の獲得,新事業創出を目的とし,様々な独自製品の開発に大きく寄与している。竣工は2020年8月の予定。
 新研究棟は,コア技術を深耕するための「基盤ラボエリア」と,社内外との交流や協働からイノベーションを生むための「クロスラボエリア」を基軸とし,大型機器を揃えた先端分析室やバイオ実験室を設けるほか,アイデアを素早く形にするためのラピッドプロトタイピング(高速試作)設備や,開発者がユーザーの利用シーンから新たな気付きを獲得するプレ実証の場,300人を超える規模の講演が可能なオーディトリアムなどを設置。また,研究者や技術者が執務する居室をワンフロアとすることにより,社内外の交流をさらに活性化させてオープンイノベーションを推進していく。
 1度の分析から多種多様な情報を同時に取得してAIで高度に解析する”Whole Analysis”技術の確立を通じたバイオマーカー探索や新規マテリアル評価,Organs-on-a-chip(生体機能チップ)技術を用いた医薬品候補物質の評価,脳五感機能の計測に基づく軽度認知症に対する介入効果測定やニューロマーケティングへの応用などに取り組むことで,”人の健康”や”安心・安全な社会”,”産業の発展”への貢献を目指す。これらの研究開発を推進するため,現在160人の研究員を2030年には2倍に増やす計画。(’18 10/10)

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