ジェイテクトは,自動車のオートマチックトランスミッション(Step式AT,CVT,HV)内のプラネタリギヤユニットに使用されるニードルローラーベアリング(針状ころ軸受,NRB)の新商品,「プラネタリギヤ用超長寿命軸受」を開発した。
同製品は,特殊な熱処理を施し,標準品比で2倍以上の長寿命化を実現した製品「プラネタリギヤ用かしめタイプ長寿命シャフト」をさらに改良。長寿命シャフトのころ転走部に表面改質処理を施すことで,標準品比で5倍の超長寿命化を実現した。超長寿命軸受は,軸受同一寿命条件において,標準品比で最大40%の小型化が可能となり,さらなるプラネタリギヤユニットの小型化,トランスミッションの軽量化による効率向上にも貢献する。量産開始は2021年を予定しており,国内外の自動車メーカー,変速機メーカーへ販売していく予定。(’18 9/19)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








