ジェイテクトは,自動車のオートマチックトランスミッション(Step式AT,CVT,HV)内のプラネタリギヤユニットに使用されるニードルローラーベアリング(針状ころ軸受,NRB)の新商品,「プラネタリギヤ用超長寿命軸受」を開発した。
同製品は,特殊な熱処理を施し,標準品比で2倍以上の長寿命化を実現した製品「プラネタリギヤ用かしめタイプ長寿命シャフト」をさらに改良。長寿命シャフトのころ転走部に表面改質処理を施すことで,標準品比で5倍の超長寿命化を実現した。超長寿命軸受は,軸受同一寿命条件において,標準品比で最大40%の小型化が可能となり,さらなるプラネタリギヤユニットの小型化,トランスミッションの軽量化による効率向上にも貢献する。量産開始は2021年を予定しており,国内外の自動車メーカー,変速機メーカーへ販売していく予定。(’18 9/19)
「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」開催される
大豊工業トライボロジー研究財団(TAIHO KOGYO TRIBOLOGY RESEACH FOUDATION:TTRF)と大豊工業は共催で「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」を2025年4月16日(水),ウインク愛知(名古屋市中村区)で開催,トライボロジーに関連する大学・研究機関や自動車関連企業のエンジニア174名が参加した。