石油連盟は,2018年度の潤滑油需要見通しを発表した。それによると,潤滑油全体の需要は前年度比0.7%増の144万1,000kLと見込んでいる。用途別では,自動車用はガソリン車向けはほぼ横ばい,ディーゼル車向けは微増が見込まれることから,同0.2%増の54万5,000kLの見込み。舶用は,新造船竣工量はほぼ横ばいと見込まれるが,石油製品および建設関連貨物の荷動き悪化などによる内航船舶輸送量の減少を見込んで,同2.6%減の7万4,000kLと予想している。工業用は,生産活動が引き続き好調であると見込まれることから,同1.4%増の82万2,000kLと見込んでいる。(’18 8/22)
ENEOS,2028年3月までに横浜製造所での潤滑油・燃料油の生産を停止
ENEOSは,潤滑油を中心とする高付加価値石油製品の生産を行っている横浜製造所(横浜市神奈川区)での潤滑油および燃料油の生産について,2026年1月から2028年3月までをめどに段階的に停止することを決定した。