安川電機は,様々なものづくりの現場で発生するビッグデータを,同社のサーボ・インバータ,ロボットを中心とした製品を介して集めることができる強みを生かし,データの収集・視える化,蓄積・解析を一括して行うことができるソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit(以下,YCP)」の提供を開始した。
同製品は,同社が「2025年ビジョン」に掲げる「新たな産業自動化革命の実現」に向け,2017年10月に提唱されたソリューションコンセプト「i3
-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」の中核となるツールであり,生産現場の設備や装置をYCPに接続することにより,必要なデータを収集・蓄積し一元管理することができるようになる。
また,同製品を上位システムと連携することにより,生産現場の稼働データから発生している問題の要因特定や各工程における不良の分析などにAI技術を活用し,生産管理へのフィードバックが可能となる。さらにユーザーが必要とする機能をアドオンできる仕組みをサポートしており,同社が提供する機能だけでなく,ユーザーの持つノウハウや経験を生かしてアプリケーションを作成し,同製品に追加することができることから,様々なニーズに沿った柔軟なソリューション構築が可能となる。(’18 6/20)
「トライボロジー会議2025 春 東京」開催される
日本トライボロジー学会は2025年5月26日(月)~28日(水)の3日間,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で「トライボロジー会議2025 春 東京」(実行委員長:尾形 秀樹 氏,IHI)を開催,3日間で約160件の各種トライボロジーに関する講演・発表が行われ,約900名が参加した。