エボニック インダストリーズは2017年末,航空機素材向けのPLEXIGLASストレッチシート及び研磨加工の最先端プラントの操業をドイツ・ヴァイターシュタットで開始した。現在,長さ5.4m,幅3.7mの世界最大のポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)製シートを生産している。PMMAストレッチシートは,PMMAキャストシートと比較して,耐衝撃性,耐薬品性に優れているため,航空機産業の極めて厳格な条件を満たす最適の素材で,全く新しいデザインの航空機の開発を可能にする。
航空機向けストレッチ素材市場は健全な成長を遂げている一方,サプライヤーの供給能力に限界があるのが特徴で,同社は新設のプラントにより航空機業界にPMMAキャストシート及びストレッチシートを完全提供できるサプライヤーとしての地位を確立するとしている。(’18 4/11)
ケミカルリサイクル・ジャパン,「広域自治体における資源循環システム構築の実証事業」に参加
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,経済産業省の「2025年度 資源自律経済確立産官学連携加速化事業費(広域自治体における資源循環システムの構築に向けた実証事業)」に参加する。







