2018年2月28日(水)~3月2日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で,燃料電池・太陽光発電・風力発電などの創エネルギー,建築・スマートグリッドなどの省エネルギー,二次電池・キャパシタなどの畜エネルギーから電力小売りにいたるまで,スマートエネルギー分野に関するあらゆる技術・製品・システムが一堂に出展する国際見本市「スマートエネルギーWeek 2018」(主催:リードエグジビションジャパン)が開催された。
水素・燃料電池展では,インテクノス・ジャパンが異物管理や清浄度改善を,九州大学水素エネルギー国際研究センターが水素エネルギー関連研究の紹介を,風力発電展では,イグスが無潤滑樹脂製ベアリングを,EMGルブリカンツ,NOKクリューバー,岡田商事,BPジャパンが長寿命風力タービン用ギヤ油やグリースを,三愛石油やJFEプラントエンジがメンテナンスサービスなどを出展した。第2回開催となる火力発電展では,RMFジャパンがオイル濾過システムを,トライボテックスがトライボ診断を,新川電機が振動解析診断システムなどをそれぞれ出展,数多くの企業がトライボロジーや状態監視技術,メンテナンスサービスなどの技術をPRした。
8つの展示会全体で3日間の来場者数は延べ64,399名だった。(’18 3/28)
出光興産,全固体電池実用化に向けた固体電解質大型パイロット装置の基本設計を開始
出光興産は,2027~2028年の全固体リチウムイオン二次電池(以下,全固体電池)の実用化を目標に,全固体電池の材料となる固体電解質の大型パイロット装置の基本設計を開始した。