日本建設機械工業会がまとめた2017年12月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比19.2%増の2,181億円で,14ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同8.8%減の741億円で4ヵ月連続の減少,外需は同41.6%増の1,439億円で14ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,ミニショベルが同4.2%増の76億円,コンクリート機械が同9.3%増の20億円,油圧ブレーカ圧砕機が同17.3%増の18億円,補給部品が3.0%増の97億円と増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同38.8%増の143億円,油圧ショベルが同60.6%増の616億円,ミニショベルが同42.9%増の193億円,道路機械が同24.1%増の25億円,コンクリート機械が20.2%増の1億円,油圧ブレーカ圧砕機が27.8%増の8億円,その他建設機械が同31.5%増の227億円,補給部品が24.4%増の166億円と増加した。地域別に見ると,アジア,中国,オセアニア,欧州,アフリカ,北米,中南米,CISその他東欧の8地域が増加した。
また,2017年(1~12月)の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年比19.1%増の2兆5,513億円で,3年ぶりの増加となった。うち,内需は同5.6%増の1兆181億円,外需は同30.0%増の1兆5,332億円で,共に3年ぶりの増加となった。内需について機種別に見ると,トラクタが同2.0%増の1,138億円,油圧ショベルが同19.2%増の2,902億円,ミニショベルが同9.5%増の833億円,道路機械が12.5%増の402億円,コンクリート機械が同3.3%増の294億円,トンネル機械が同15.0%増の156億円,基礎機械が同6.2%増の391億円,油圧ブレーカ圧砕機が同9.4%増の199億円と8機種が増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同44.2%増の1,741億円,油圧ショベルが同28.1%増の6,169億円,ミニショベルが同19.6%増の2,052億円,道路機械が同46.0%増の354億円,基礎機械が同35.4%増の67億円,油圧ブレーカ圧砕機が同24.6%増の90億円,その他建設機械が同42.1%増の2,133億円,補給部品が49.7%増の2,015億円と増加した。(’18 2/14)