経済産業省が発表した2017年8月の潤滑油販売量は,前年同月比2.9%増の19万2,127kLだった。用途別に見ると,車両用が同5.5%増の6万8,775kL,うちガソリンエンジン油が同3.0%増の3万2,508kL,ディーゼルエンジン油が同11.6%増の1万7,753kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同4.4%増の1万8,514kLだった。船舶用エンジン油は同8.3%減の1万613kL。工業用は同2.5%増の11万2,739kL,うち機械油が同8.8%増の2万8,516kL,金属加工油が同8.3%増の1万2,422kL,電気絶縁油が同14.2%減の3,756kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同0.4%減の4万7,604kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同1.7%増の2万441kLだった。(’17 11/1)
出光興産,Zenith,グローバルコード,低摩擦ソリューションの事業化に向け基本合意書を締結
出光興産は,韓国のZenith Corporation(以下,ゼニス社)と,その日本総代理店であるグローバルコード(以下,GC社)の3社で,出光の潤滑剤と,ゼニス社のPEEK(耐熱性,耐摩耗性に優れた高機能プラスチック)を用いたコーティング(以下,PEEKコーティング)を組み合わせた世界初の低摩擦ソリューションの事業化に向け,基本合意書を締結した。







