日本能率協会は,日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上,改善活動に成果をあげた工場を表彰する「2017年度(第7回)GOOD FACTORY賞」受賞工場への表彰式を2017年10月16日(月)東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)で開催した。
同表彰制度は,アジア地域で工場の生産性や品質の向上など体質革新活動に取り組んでいる事例に着目し,そのプロセスや成功要因,現場の知恵,従業員の意識改革,社会的貢献などの内容を日本製造業の範として顕彰するもの。優良工場の事例を産業界に広く紹介することで製造業の体質強化と発展に寄与する目的で2011年に創設された。工場の改革活動とその成果を,しくみ,運営,効果性,マネジメントの基盤,の視点から審査し,各部門で表彰を行う。第7回の受賞部門と受賞企業6社6工場は以下の通り。
また翌日10月17日(火)には受賞工場による記念講演会が行われた。
- ものづくりプロセス革新賞 NEC:NECプラットフォームズ 甲府事業所(日本・山梨県)(スーパーコンピューター,PCサーバ,ATM等) トヨタ紡績:トヨタ紡績ハノイ(ベトナム・ハノイ)(自動車用シート等内装部品)
- ものづくり人材育成貢献賞 花王:花王 和歌山工場(日本・和歌山県)(衣料用洗剤など家庭用製品,各種工業用製品)
- ファクトリーマネジメント賞 ダイキン工業:大金機電設備(中国・蘇州)(エアコン用圧縮機および関連製品) パナソニック:エコソリューションズ社 ライティング事業部 新潟工場(日本・新潟県)(LED照明器具等) 富士ゼロックス:富士ゼロックスマニュファクチャアリング 鈴鹿事業所(日本・三重県)(複写機,プリンターの機能部品)
なお,これまで7年間で,中国,タイ,マレーシア,フィリピン,ベトナム,インド,インドネシア,日本の8ヵ国から優良工場44社が受賞してきたが,受賞海外工場を中心とする成功事例を書籍化,「GOOD FACTORY最強の工場をつくる48の工夫」(発行:日経BP社)を発行した。
書籍に関する問い合わせ先 日本能率協会 JMA広報室 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-2-2 住友商事竹橋ビル14階 TEL 03-3434-8620/070-6997-1312 E-mail jmapr@jma.or.jp <a href=”https://www.jma.or.jp/news/release_detail.html?id=468″ target=”_blank” rel=”noopener”>https://www.jma.or.jp/news/release_detail.html?id=468</a> (’17 11/1)</li>
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