SKFは2017年9月18日,業界初となる非金属製計量装置「シリーズ310」を発表した。同シリーズはPA66樹脂製で,スマートデザインの高性能な計量装置で,最低40万回の潤滑サイクルに対応する。
樹脂製または金属製のラインを簡単にインストールでき,上向き,下向きにも取り付けが可能。計量サイズによって吐出口の色が異なり識別も簡単で,多様な潤滑要件に対応できる。また,ラインの終点用のプラグも用意している。マニホールドの数が2,3,5ポートの3タイプがあり,使用温度範囲は5~50℃,運転圧力の範囲は12~30バール。
あらゆるタイプのシングルライン潤滑ポンプに対応し,潤滑油および液状グリースを正確に計量できる。機械加工,テキスタイル,木工,飲食料品,印刷などの産業で,屋内に設置される小~中規模の機械を事前潤滑するのに適している。(’17 10/4)
NSKメカトロ財団が研究や教育に2023年度総額約4千万円を助成
NSKメカトロニクス技術高度化財団(理事長 内山 俊弘,日本精工相談役)は,2023年度の研究助成対象17件,教育助成対象2件,集会助成対象4件を決定し,2024年3月14日(木)に,日本精工本社で助成金交付式と懇親会を開催した。