ダウ・デュポンの素材科学事業部門は,米国テキサス州フリーポートにおいて,統合された世界規模のエチレン工場および「エリート(TM)」ポリエチレンの新工場が稼働したことを発表した。エチレン生産工場は,同社による米国メキシコ湾岸地域での投資の中心的存在であり,年産能力は150万t。今後,年産能力200万tへ増強される計画で,世界最大のエチレン工場となる予定。「エリート(TM)」ポリエチレン生産施設は,テキサス州およびルイジアナ州における同社工場内に新設される4つの誘導品工場のうちの1つで,年産能力は40万tを備える。「エリート(TM)」エンハンスドポリエチレン樹脂は,多用途性と性能の面で広く認められており,様々な食品用軟包装および工業用包装で使用されている。
同工場の稼働により,同社は米国におけるシェールガスの供給拡大による恩恵を享受するとともに,中核となる垂直市場において,川下製品の差別化されたソリューションを提供することが可能となる。
両施設は,2017年第3四半期を通して生産量を段階的に拡大し,第4四半期にはフル稼働する予定。(’17 10/4)
ニッペコ,「トライボロジー技術セミナー」が開催される
ニッペコは,2024年11月7日(木),東京商工会議所(東京都千代田区)で「トライボロジー技術セミナー~トライボロジーで未来をつなぐ~」を開催し,当日は約50名が参加した。