2017年7月12日

京都大学ほか,アンモニアを直接燃料とした燃料電池による1kWの発電に成功

アーステック
共催セミナー

 京都大学,ノリタケカンパニーリミデド,IHI,日本触媒,豊田自動織機,三井化学,トクヤマは,共同研究により,アンモニアを直接燃料とした固体酸化物形燃料電池(SOFC)で世界最大規模となる1kWクラスの発電に成功した。
 同研究は,内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」(管理法人:科学技術振興機構)の委託研究として実施している。
 アンモニア(NH3)はそれ自身が水素を多く含んでおり,エネルギーキャリアとして期待されている。これまでも小規模な発電には成功していたが,研究開発の結果,汎用SOFCと同程度の発電出力を達成できたことで,アンモニアがSOFCの燃料として適しており,有害物質や温暖化ガスの発生を伴わない発電が実用規模まで拡大できる可能性を示した。アンモニアのエネルギーキャリアおよび燃料としての利用技術の大きな進展となり,CO2フリー発電の実現が期待される。
 同研究成果は,2017年7月9日~12日にチェコ共和国プラハで開催される「The 7th World Hydrogen Technology Convention」にて発表される。(’17 7/12)

Related Posts

ENEOSホールディングス,EV向けバッテリー全自動交換ステーションの実証実験を開始

ENEOSホールディングス,EV向けバッテリー全自動交換ステーションの実証実験を開始

ENEOSホールディングスと,同社出資先である北米のスタートアップ企業Ampleおよび実証実験の筆頭協力先であるエムケイホールディングスは,京都市南区において,日本初となる「EV向けバッテリー全自動交換ステーションの実証実験」の開始に合意し,開所式を行った。

Share This