2017年5月24日(水)~26日(金)の3日間,パシフィコ横浜(横浜市西区)で「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2017横浜」(主催:自動車技術会)が開催され,3日間で90,687人が来場した。
自動車技術会は2017年に70周年を迎え,従来の延長ではなく新たな方向へくるまが進化し始めていることから「社会が変わる,技術が変わる,くるまが変わる」をテーマにした講演会や「最新車の開発秘話や開発に注いだ情熱や想いを開発者が語る」特別講演,1950年代以降の実車や部品技術の展示など特別企画も催された。
トライボロジー関連では,DLCなど表面改質や性能・評価試験機,潤滑剤などが数多く出展し注目を集めた。
同時開催の自動車技術会「2017年春季大会」では,24日(水)にはフォーラム「2030年の乗用車用パワートレーンの世界」を開催,これまでのエンジンの最大熱効率を45%レベルまで高めることから,更なる環境変化の中で熱効率達成後の技術課題や方向性を講演とパネルディスカッションで議論した。26日(金)には「潤滑油,潤滑技術およびトライボロジー I ・II・III」(I 座長:石間 経章 氏(群馬大学),II 座長:伊東 明美 氏(東京都市大学),III 座長:畔津 昭彦 氏(東海大学))などの学術講演が行われ,研究開発や委員会による成果報告があった。
なお,2017年6月28日(水)~6月30日(金)には,ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2017名古屋(http://expo-nagoya.jsae.or.jp/)」が開催される。(’17 6/14)
SURTECH 2025「トライボロジーセミナー2025」,1/31東京ビッグサイトで開催
2025年1月29日(水)~31日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「SURTECH 2025 表面技術要素展」(主催:表面技術協会,日本鍍金材料協同組合,JTBコミュニケーションデザイン)が開催される。同展は,めっき技術をはじめ表面処理・表面改質・表面硬化など幅広い産業分野に対応した表面技術の専門展示会。「サステナブルな世界を支える表面のつくりかたがここにある!」をテーマに,表面技術やトライボロジー特性の評価・計測に関する技術・製品が一堂に展示される。...