島津製作所は,同社エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000 / 8000」用に,直径1mm以下の微小異物を精度良く測定可能な「微小部分析キット」を2017年3月27日(月)より発売した。
同キットは,X線照射径を最小0.3mm径まで絞ることができる微小部対応コリメータプレートと,解像度を約2.5倍向上させる試料観察カメラを構成に含むことで,直径1mm以下の微小異物の測定に対応。X線の照射径に対して分析対象が小さすぎる場合,対象領域外への照射がデータに影響を与えることがあったが,X線の照射径を絞ることで必要な領域のみを高精度に分析しやすくなる。微小な異物や小さな領域のめっき厚などの正確な分析に最適で,食品や電機・電子,素材など幅広い業界の製造現場や品質管理部門で使用できる。(’17 4/5)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








