豊田自動織機は,新型の固定容量型ベーン式コンプレッサーを開発した。同製品は,2017年1月にスズキが発売した「新型スイフト」に搭載されている。
小型軽量で耐久性に優れる固定容量型コンプレッサーは小型車・軽自動車を中心に広く使用されており,とくにベーン式は構造がシンプルで搭載性に優れている。
同社が今回開発したベーン式コンプレッサーは,高精度加工による機能部品の一体化を図ることで,部品点数削減を実現し,軽自動車向けの従来の容量から小型車向けに20%大容量化しながらも,体格アップを抑えクラス最軽量を達成した。同製品は,同社大府工場に設置された新ラインで生産しており,今後,採用車種の拡大により販売台数の増加を目指す。(’17 2/1)
MOTUL Japanとカワサキモータース,2輪車専用エンジンオイルを発売
フランス・MOTUL(モチュール)社製モーターオイルの日本総輸入販売元であるMOTUL Japanと,カワサキモータースジャパンは,Motulとカワサキモータースが共同開発した2輪車専用エンジンオイル「Kawasaki Semi-Synthetic Oil by Motul」を発売した。