ナブテスコは2017年1月31日（火），ドイツOVALO GmbHの買収を発表した。買収価格は82 百万ユーロ。2017年2月末に買収を完了する予定。
OVALO社は，自動車産業向けの波動歯車機構減速機によるシステム製品の開発・製造・販売を目的として，2006年にドイツHarmonic Drive AGの子会社として設立。主にシャシー・システムとエンジン・システム関連製品に強く，ドイツ自動車メーカーのTier 1サプライヤーとして，その技術力は高い評価を受けている。
ナブテスコは，商用車用機器事業と精密減速機事業において，システム化・メカトロニクス化を進めており，OVALO社がもつモーター，コントロールユニット一体製品の開発能力を活用することで，ナブテスコ製品のシステム化・メカトロニクス化を加速していく。また，OVALO社の拠点を拡張し，新たな欧州開発・生産拠点設立に活用することも将来的に検討していく。（’17 2/8）
アマノ，地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ，京都大学と共同研究を開始
アマノと，アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは，京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で，測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合，アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し，その真正性を証明する仕組みを構築するため，共同研究を開始した。
