2017年2月8日

第38回「切削油研究会」,高能率加工をテーマに開催される―出光興産

アーステック
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 出光興産は,2016年11月28日(月)に東京,翌29日(火)に大阪で「第38回切削油研究会」を開催し,東京は91名,大阪は68名が参加した。
 同研究会は,切削技術の最新情報提供と意見交換の場として,1975年から開催されており今回38回目を迎えた。
 日本経済は中国をはじめとする新興国の景気減速と円高の影響も重なり輸出が低調なことに加え,国内消費も伸び悩み企業収益も減益の業種が多い。製造業においては,新興国企業との厳しいコスト競争に打ち勝つため,また日本のものづくりが更なる発展を遂げるためには加工技術の向上を含めた生産性向上が必要なため,「生産性向上に繋がる高能率加工に必要な技術」をテーマに掲げ,被削材や工具,ホルダ,加工技術などについて新日鐵住金,山本金属製作所,京セラ,ジェイテクトから講師を招いて講演を行った後,服部 秀章 氏(出光興産 営業研究所)が「新規開発クーラントによる作業環境改善と実用性能」と題して講演した。
 また講演の合間には技術交流会として講演企業による事例や取組などのポスターセッションも行い技術相談や名刺交換など活発な意見交換が行われた。(’17 2/8)

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