新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進するプロジェクトの成果5件が,2015年度産学官連携功労者表彰において,内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞,文部科学大臣賞,日本経済団体連合会会長賞,日本学術会議会長賞を受賞し,2015年8月28日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で表彰式が開催された。
同表彰は,2003年より内閣府が中心となり,企業,大学,公的研究機関などの産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し,その功績を称えることで,日本の産学官連携活動のさらなる進展に寄与することを目的としている。
今回,産業技術総合研究所の比留川 博久 氏らによる「生活支援ロボットの安全検証技術の開発と標準化」が内閣総理大臣賞を,三次元メディアの徐 剛 氏らによる「『産業ロボット用3次元ビジョンセンサ』の開発」が経済産業大臣賞をそれぞれ受賞したほか,大阪大学蛋白質研究所の関口 清俊 氏らによる「『再生医療の基盤となる幹細胞培養基材』の開発」が文部科学大臣賞を,イノフィスの藤本 隆 氏らによる「腰補助ウェア『マッスルスーツ(R)』の開発」が日本経済団体連合会会長賞を,名古屋大学の天野 浩 氏らによる「短波長紫外LEDの開発」が日本学術会議会長賞を受賞した。
※写真提供:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (’15 9/2)
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