アズビルは,従来のポジショナの調節弁診断機能,現場操作性および制御システムネットワークとの統合性を強化した高機能版「スマート・バルブ・ポジショナ700シリーズ」の販売を開始した。同製品は,内蔵された圧力センサでポジショナ出力を測定することで,プラントの運転中に調節弁の締切性能,摩擦力の傾向,操作器出力性能などの診断を行うことができる。プラント停止中に行う各種検査も,経験や習熟度によらずに誰でも実施することが可能。従来品と比べ,空気消費量を20%削減し,プラントの省エネルギーに貢献する。ローカル・ユーザー・インターフェース(LUI)は本体前面に設置されており,運転開始時のオート・セットアップ(自動調整),制御パラメータ設定などが現場で簡単に操作できる。また,本体の防爆・防水機能を妨げない構造のため,広範なメンテナンス作業を現場で実施できる。同社は,国内外で初年度1,000台,3年後には7,000台で25億円の売り上げを目標としている。(’14 3/26)
トライボコーティング技術研究会「2024年度第2回研究会」,「第11回板橋オプトフォーラム」合同開催される
トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は2024年10月3日(木),板橋区立グリーンホール(東京都板橋区)およびオンラインのハイブリッド形式にて2024年度第2回研究会を,「第11回板橋オプトフォーラム」と合同で開催した。