SKFは,鉄鋼業用のオールラバー製オイルシール「HSSシールシリーズ」を発売する。HSSシールは,信頼性に優れ取付けが容易な圧延機のチョック用ソリューションであり,ニトリルゴム(NBR)と,SKFの開発による素材SKF Duratemp(HNBR)およびSKF Duralife(FKM)にて利用可能である。これらの素材は要求の厳しいアプリケーションにおいて何十年も使用され,その性能が立証されている。これらの高性能材料のうち,シールリップには標準等級を使用している一方,ハウジング内径に接触するシール本体部はそれよりも固い等級で製造されているため,機械稼動時においても取付け時においても,より高い安定性を提供する。また,HSSシールはオプションとして背面にグリース孔を設けることができ,1つのアプリケーションで2個のHSSシールを背面または並列組み合わせで使用する場合,シールリップの間のグリースによる潤滑を繰り返し行うことができるようになっている。鉄鋼業向けソリューションについての詳細は以下のURLより。
http://www.skf.com/group/industry-solutions/metals/ (’13 10/30)
「第39回変速機のトライボロジー研究会」開催される
日本トライボロジー学会 会員提案研究会(旧第3種研究会)の変速機のトライボロジー研究会(主査:山本 建 氏,東海大学)は2025年6月24日(火),三洋化成工業 鹿島工場(茨城県神栖市)で第39回研究会を開催した。