工作機械のリーディングカンパニーであるオークマは,工作機械を構成する部品の海外調達の比率を,2012年度の期中平均で20%未満から2013年度には30%に引き上げる。これまで海外調達の対象だったボールネジなどの部品や機械の土台になる鋳物素材などの調達量を増やし,今後は調達品目の拡大も検討する。同社は,総額約200億円を投じる本社工場の再構築プロジェクトを推進しており,生産の基軸は工事中の新本社工場を中心とした日本国内に据える戦略をとる。円安傾向にあるが,現在でも費用面では海外調達が優位と見ており,国内生産品の価格競争力維持のため,輸入品の拡大で国内生産の低コスト化を図る。(’13 5/8)
NSKメカトロ財団が研究や教育に2023年度総額約4千万円を助成
NSKメカトロニクス技術高度化財団(理事長 内山 俊弘,日本精工相談役)は,2023年度の研究助成対象17件,教育助成対象2件,集会助成対象4件を決定し,2024年3月14日(木)に,日本精工本社で助成金交付式と懇親会を開催した。