工作機械のリーディングカンパニーであるオークマは,工作機械を構成する部品の海外調達の比率を,2012年度の期中平均で20%未満から2013年度には30%に引き上げる。これまで海外調達の対象だったボールネジなどの部品や機械の土台になる鋳物素材などの調達量を増やし,今後は調達品目の拡大も検討する。同社は,総額約200億円を投じる本社工場の再構築プロジェクトを推進しており,生産の基軸は工事中の新本社工場を中心とした日本国内に据える戦略をとる。円安傾向にあるが,現在でも費用面では海外調達が優位と見ており,国内生産品の価格競争力維持のため,輸入品の拡大で国内生産の低コスト化を図る。(’13 5/8)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。







