2013年5月8日

オークマ,工作機械部品の海外調達を30%に拡大

アーステック
共催セミナー2025

 工作機械のリーディングカンパニーであるオークマは,工作機械を構成する部品の海外調達の比率を,2012年度の期中平均で20%未満から2013年度には30%に引き上げる。これまで海外調達の対象だったボールネジなどの部品や機械の土台になる鋳物素材などの調達量を増やし,今後は調達品目の拡大も検討する。同社は,総額約200億円を投じる本社工場の再構築プロジェクトを推進しており,生産の基軸は工事中の新本社工場を中心とした日本国内に据える戦略をとる。円安傾向にあるが,現在でも費用面では海外調達が優位と見ており,国内生産品の価格競争力維持のため,輸入品の拡大で国内生産の低コスト化を図る。(’13 5/8)

Related Posts

JVCケンウッド,振動をエネルギーに変換する環境発電の実証実験に成功

JVCケンウッド,振動をエネルギーに変換する環境発電の実証実験に成功

JVCケンウッドグループのJVCケンウッド・公共産業システムは,京都大学 橋梁工学研究室,建設技術研究所と共同開発している,スピーカーの原理を応用して振動を電気エネルギーに変換する環境発電(エネルギーハーベスト)について,橋梁での実証実験を実施し,発電に成功したと発表した。

Share This