出光興産,コスモ石油,丸紅,三井物産は,カタール国営石油公社であるカタール・ペトロリアム(QP)およびトタールと共同で,「ラファン・リファイナリー2」へ出資することで合意し,合弁契約に調印した。出資比率は,QPが84%。トタールが10%,出光興産が2%,コスモ石油が2%,丸紅が1%,三井物産が1%となっている。2006年に「ラファン・リファイナリー」を設立,日量14万6,000バレルの精製能力を持つ第1製油所を建設し,2009年から操業しているが,今回のラファン・リファイナリー2は,第1製油所と同規模の第2製油所を建設する予定であり,2016年下半期の完成を目指す。プロジェクトの総コストは約15億米ドルとなる見込み。第2製油所では,第1製油所と同様に世界最大級の埋蔵量を誇るノース・フィールド天然ガス田から産出されるコンデンセートを精製して,ナフサ・灯油・軽油・LPガスなど石油製品を生産する。また軽油は,軽油深度脱硫設備を備え、さらなる付加価値の向上を図る計画である。(’13 5/1)
日本産業洗浄協議会,「第33回JICC洗浄大学応用講座」を2/21に開催
日本産業洗浄協議会(JICC)は,2025年2月21日(金)に日刊工業新聞社東京本社(東京都中央区)で「第33回JICC洗浄大学応用講座~洗浄評価方法~」を開催する。