クリンビーは炭化水素系洗浄装置の排気から,揮発性有機化合物(VOC)を95%以上除去する装置「VCR」を発売した。ガスを-50℃以下に冷却し,溶剤成分を,水分を含んだ固体として分離する。同社の炭化水素系洗浄システムに組み込んだ仕様を提案する。同社洗浄装置のVOC排出濃度は4000ppmCで溶剤ロスも2%と高水準だが,VOCを95%以上除去し,最終的な排出ガスは160ppmCとなる。回収した溶剤のリサイクルも可能である。大気汚染防止法の「400ppmC以下」という排出基準は一定規模以上の洗浄装置につき規定しているが,中小規模装置について先取りする水準となっている。(’07 9/19)
「第22回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される
2024年12月2日(月)~3日(火)の2日間,日本機械学会 機械力学・計測制御部門は,日本設備管理学会,日本トライボロジー学会との共催で「第22回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏(大阪公立大学),実行委員長:金森 啓祐 氏(三井化学))をアプラたかいし(大阪府高石市)で開催した。