コマツは災害による協力工場からの部品供給停止を想定し,建設機械の小型部品の一部を「安全倉庫」として確保する方針を固めた。2007年7月に起こった新潟県中越沖地震の際に,建機用エンジン部品などの調達先であるリケンが被災し,コマツの工場が休止する可能性があったことが背景にある。対象となる小型部品は噴射管やキャブ用の防振ゴムなど10品種で,コマツと同社の協力工場組織「コマツみどり会」会員企業が共同開発した特殊部品。高度な生産技術が必要とされ,簡単に発注先を変更することができず,供給が停止した場合の影響が大きいため,一定量の在庫確保を決めた。同時に小型部品を生産する協力工場には,災害対策として複数地域での分散生産を要請する。(’07 8/22)
「TOKYO AUTO SALON 2025」2025年1月に幕張メッセで開催
東京オートサロン事務局は,2025年1月10日(金)~12日(日)の3日間,世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON(東京オートサロン) 2025」を幕張メッセで開催する。