コマツは災害による協力工場からの部品供給停止を想定し,建設機械の小型部品の一部を「安全倉庫」として確保する方針を固めた。2007年7月に起こった新潟県中越沖地震の際に,建機用エンジン部品などの調達先であるリケンが被災し,コマツの工場が休止する可能性があったことが背景にある。対象となる小型部品は噴射管やキャブ用の防振ゴムなど10品種で,コマツと同社の協力工場組織「コマツみどり会」会員企業が共同開発した特殊部品。高度な生産技術が必要とされ,簡単に発注先を変更することができず,供給が停止した場合の影響が大きいため,一定量の在庫確保を決めた。同時に小型部品を生産する協力工場には,災害対策として複数地域での分散生産を要請する。(’07 8/22)
NCネットワーク,バンコクで「FBCアセアンものづくり商談会」を9月に開催
NCネットワークは,生産拠点として重要性が高まるベトナムでのビジネスマッチングの拡大と事業展開を後押しするため,2025年9月17日(水)~19日(金)の3日間,「FBCアセアン2025ものづくり商談会 in ハノイ」を開催する。