DMG森精機は,ドイツ・シュティプスハウゼンの拠点を拡張,開所式を開催した。今回の拡張により,工作機械製造および硬脆(こうぜい)材料加工の将来における超音波技術の重要性を改めて示し,さらなる技術革新への基盤を整えた。
超音波加工の中核拠点である同工場では,生産,物流,研究開発機能の強化を目的に,約1,400m²のスペースを新たに増設した。同拠点で製造する,高周波の超音波振動を活用する5軸マシニングセンタは,半導体や光学,医療,航空宇宙などの幅広い分野で,硬脆材料や難削材の複雑な形状を高効率に加工するために使用されている。
開所式と同時に開催された技術展示イベント「ULTRASONIC Technology Days」では,新型超音波加工機「ULTRASONIC 80 Precision」が世界初公開された。同機は,工具の回転運動に高周波振動を重ね合わせることで加工負荷を大幅に低減し,1台で同時5軸加工と円筒研削に対応する工程集約を実現する。同社は,今後も研究開発機能を強化し,高度な加工ニーズに対して実践的なソリューションを提供するとしている。(’26 8/19)










