2026年4月1日

日本設備管理学会,「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」開催される

日本設備管理学会(主査:太田 博光 氏,水産大学校 海洋機械工学科/水産学研究科 教授)は「2025年度 第3回最新設備診断技術の実用性に関する研究会&設備保全・診断に関するセミナー」を,2026年3月6日(金)にタワーホール船堀(東京都江戸川区)で開催した(写真1)。

セミナーの様子-2025年度 第3回最新設備診断技術の実用性に関する研究会
写真1 セミナーの様子

同研究会は,製鉄や石油化学をはじめ,様々なプラントの会員企業が最新の設備保全・診断技術を生産現場に導入し,重大な設備事故の未然防止,製品の品質向上,設備保全コストの最適化を実現することを目的とし,最新の設備診断技術の提案,実際に適用する状態監視技術についての研究をはじめ,現場で遭遇する様々な設備保全・診断の課題に関する解決方法の検討やICT,IoT,AI技術を設備管理・設備診断技術と融合したDX化推進を図るとともに,設備管理技術者・大学研究者の風通しの良い交流,情報交換の場を提供している。

当日は,太田 主査の開会の挨拶の後,下記タイトルの講演が行われた。

「生成AIを活用した知能型設備保全・診断教育訓練・支援システムの開発について(継続検討)」と題した講演では,陳山 鵬 氏 (三重大学 特任教授・名誉教授)が,同会で継続検討となっているシステム開発において,生成AIを活用した知能型設備保全・診断教育訓練・支援システムの具体的な構成や機能案を再紹介・提案した。

「設備保全・診断技術便覧・事例集の編集・出版の継続検討」では,太田 氏が中心となり,同会が編集・出版を進める「設備保全・診断技術便覧もしくは事例集」の執筆内容や編集方針の検討が図られた。

「SCOPEの倉敷市実証実験の途中経過と大量センサの管理について」では,江本 二郎 氏(江本技研 代表取締役)が,大量のセンサを設置し生産ライン全体の信頼性を上げることをコンセプトとした「SCOPE」の,倉敷市との実証実験における異常兆候の検出事例と,大量のセンサを現場で管理できる仕組みを紹介した。

「シリーズ『設備保全・診断に関するセミナー』実務に役立つ回転機械の状態監視・診断に関わる信号処理法」では,太田 氏が回転機械から得られた振動・音響のディジタル信号を基に各種信号処理技術をわかりやすく解説,体感的に理解し現場での設備保全・診断能力の向上に役立つ講演を行った(写真2)。(’26 4/1)

太田主査による講演-2025年度 第3回最新設備診断技術の実用性に関する研究会
写真2 太田主査による講演

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