2023年12月20日に96歳で永眠した出光 昭介 氏(出光興産名誉会長,元会長・社長)のお別れの会が2024年2月28日帝国ホテル東京(東京都千代田区)でしめやかに行われ,会場には1300人の関係者が献花に訪れた。
出光 昭介 氏は出光興産創業者の出光 佐三 氏の長男として1927年に生まれた。1950年同社に入社後,販売部門,経理部門,潤滑油部門や製油所での統括を経て,1981年には代表取締役社長,1993年から代表取締役会長,2001年には名誉会長に就任し永らく出光グループの発展に大きく貢献した。
また2003年からは,出光佐三記念美術館の理事長を務めており,献花台の隣室には趣味であった自身の陶芸作品や功績が展示された。
木藤 俊一 社長は「いかなる時も,先頭に立ち,人間尊重・消費者本位を体現してきました。社員に対して,人間として立派に育つことだけを願い,日本だけでなく世界の檜舞台での活躍を支えてきました。」と故人をしのんだ。(’24 3/6)