ジェイテクトは,既存事業の競争力向上を目指し,Webアプリケーションの開発体制を強化する。良質廉価の製品を供給するため,製品の開発設計や生産工程の省人化・自動化などを可能とする,Webアプリケーション開発を積極的に推し進める。
同社は,開発体制強化のために,2022年10月,イノベーション拠点でもある東京ジェイテクトビルに,研究開発本部所属の専門組織を新設し,PythonやJavaScriptによるプログラミング,フルスタックWebアプリケーション開発の教育カリキュラムを内製で充実させている。これまで同社は,ステアリング・駆動部品,工作機械において,システムを制御するソフトウェアの開発を行ってきたが,これら製品のシステム制御にとどまらず,ソフトウェアとしてのWebアプリケーションの開発も行うことで,従前の手法では達成できなかった設計や加工の最適化,生産工程の省人化・自動化,さらに間接業務の効率改善を可能にしていく。
OSS(Open Source Software)なども活用し開発したWebアプリケーションのうち,社外でも幅広く活用できるものは,ソースコードを共有するウェブサービス「GitHub」にて公開する。現在,画像解析AI用ストレージツールなど10以上のソースコードを公開している。
GitHub ジェイテクトアカウント
https://github.com/jtekt (’22 11/16)