豊田自動織機は,プラグインハイブリッド自動車(PHV)用の電動コンプレッサーと充電器を開発した。同製品は,2017年2月15日(水)に発売開始したトヨタの「新型プリウスPHV」に搭載されている。
今回開発した電動コンプレッサーは,量産車では世界初となるガスインジェクション機能を搭載することで,氷点下でもエンジンを作動させずにヒートポンプ暖房が可能となり,EV走行範囲の拡大や燃費低減に貢献する。
充電器は,充電出力を従来の約1.7倍向上させながら,家庭用交流電源(AC)から直流電圧(DC)への変換ロスを最小限にする独自の制御方式を採用することで充電効率を向上。また,これまで別体だった充電システムECUの内蔵と冷却性能向上により約50%の小型化を実現し,車両搭載性を向上した。(’17 3/1)
「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」開催される
大豊工業トライボロジー研究財団(TAIHO KOGYO TRIBOLOGY RESEACH FOUDATION:TTRF)と大豊工業は共催で「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」を2025年4月16日(水),ウインク愛知(名古屋市中村区)で開催,トライボロジーに関連する大学・研究機関や自動車関連企業のエンジニア174名が参加した。