日本特殊陶業は,2018年3月に新会社となる「株式会社シェアリングファクトリー」を設立することを発表した。
個人間で場所やモノを所有することから,互いに共有し利用するシェアリングエコノミー(共有経済)の考え方が広がりつつあり,一方で製造業を取り巻く外部環境はグローバルで急速に変化し,環境の変化に柔軟に対応できるしくみが求められる。このような中,同社はものづくりの枠を超え,製造業におけるシェアリングサービスを提供することで,ものづくり企業の競争力を高めることに貢献するため,新会社設立に至った。
新会社は,2018年5月より,設備・計測器や遊休資産などの有形物のシェアリングサービスを開始する。また,スキル・人材のシェアリングサービス,仕事のマッチングについては,2019年以降でのサービス開始を予定しており,市場のニーズに対応し,将来的にさらなるシェアリングアイテムの拡充を図っていく。新会社の概要は以下のとおり。
- 社名:株式会社Sharing FACTORY(シェアリングファクトリー)
- 所在地:〒467-8525 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-18
- 代表者:代表取締役社長 長谷川 祐貴
- 事業内容: 製造業における設備・計測機器のシェアリング 製造業における遊休資産の売買 製造業におけるスキル・人シェアリング 製造業における仕事マッチング
- 設立年月日:2018年3月
- 資本金:500万円(日本特殊陶業全額出資)
- 人員体制:代表取締役1名,取締役3名,監査役1名 (’18 3/14)