JX石油開発と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は,インドネシア国営石油会社のPT Pertamina (Persero)(プルタミナ)との間で,CO2-EOR技術(CO2を利用した原油の増進回収(Enhanced Oil Recovery))の活用を含む上流事業全般を対象とした共同スタディ・共同事業検討に関する覚書を締結したと発表した。同覚書は,JX石油開発とJOGMECが有する知見・技術を活用し,プルタミナおよびその関係会社が保有するインドネシア国内の油・ガス田を対象に,将来の事業化を見据えた共同スタディを実施し,共同事業の機会を追及することを目的としたもの。
検討対象にはCO2-EOR技術の活用も含まれており,共同スタディの結果,事業化の可能性が確認された場合には,覚書当事者間で合意の上,事業を推進し,原油の増産に加え,温室効果ガス削減への貢献を目指す。(’18 11/7)
潤滑油協会,「2025年度潤滑油研究会」開催される
潤滑油協会(会長:石川 裕二,中外油化学工業)は2025年7月10日(木),「2025年度潤滑油研究会」をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催し,約140名が参加した。 同研究会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等の支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に,OILの日である7月10日に毎年開催している。 当日は,潤滑油製造業近代化委員会委員長の和川 紀之 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,田川 一生...