石油連盟は,2021年度の潤滑油需要見通しを発表した。それによると,潤滑油全体の需要は前年度比7.2%増の153万3,000kLと見込んでいる。用途別では,自動車用は新型コロナの影響を受けて減少した前年度からの需要回復があるものの,世界的な半導体不足の影響などもあり,2019年度の水準までは回復せず,人口減などの構造的要因等を背景に同1.8%増の57万7,000kL(前年度比)の見込み。舶用は,新造船竣工量は引き続き減少する見込みである一方,内航船舶輸送量については,新型コロナによって需要が減少した前年度から生産活動の回復などを背景とした持ち直しの動きを見込み,同5.1%増の8万3,000kLと予想している。工業用は,新型コロナによって停滞した生産活動の回復が国内外で見られることから,同11.4%増の87万3,000kLと見込んでいる。(’21 11/2)
バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される
バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会は2025年3月25日(火)に都内で「2025年度総会」を開催した。冒頭に理事長の北嶋 弘一 氏(関西大学名誉教授)から「当協会設立時の目標の一つとして,地方で協会としての展示会への出展があった。現在は大都市だけでやっていますが,地方の方が中々足を運べていない状況です。昨年は長野県飯田市で実施しましたが大変好評でした。今年は9月に静岡県浜松市,12月には長野県諏訪市で展示会の予定をしております。地方の方が気軽に足を運べるような協会にしたいと思います。」と挨拶が行われた。...