2026年2月4日

「第25回境界潤滑研究会」開催される

日本トライボロジー学会の会員提案型研究会「境界潤滑研究会」(主査:青木 才子 氏,東京科学大学)は2026年1月23日(金),東京科学大学すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)にて第25回研究会を開催した。

青木主査の挨拶-第25回境界潤滑研究会
写真 青木主査の挨拶

同研究会は,境界潤滑に関わる研究者や技術者が集い,多様な観点から境界潤滑現象を自由に議論する場を提供することを目的としている。

今回は,東京工業大学と東京医科歯科大学が統合し,2024年10月に設立された東京科学大学のすずかけ台キャンパスにて,「NSKトライボロジー協働研究拠点(N-TRIBO)」を擁する桃園研究室および同大学のファシリティセンターなどの見学会と,混合潤滑から境界潤滑にわたる最新の研究成果に関する講演会が行われた。

講演会後には,最新の表面分析装置や,軸受の潤滑状態を詳細に観察・評価できる試験機を見学,その後技術交流会も催され終始活発な議論と意見交換が繰り広げられた。講演内容は以下の通り。

  • 「N-TRIBO(NSKトライボロジー協働研究拠点)のご紹介および混合潤滑から見た境界潤滑」 桃園 聡 氏(東京科学大学)
     拠点紹介と混合潤滑領域における境界潤滑の重要性を解説。
  • 「Partial EHL解析による混合潤滑状態のシミュレーション(非ガウス表面粗さの影響)」 相川 文明 氏(日本精工)
     表面粗さの統計的特性を考慮した油膜形成の計算手法を報告。
  • 「中性子イメージングおよび電気インピーダンス計測を用いたころ軸受におけるグリース潤滑状態の考察」 岡崎 早莉 氏(ENEOS)
     可視化と電気計測により軸受内グリースの流動と膜厚を考察。  (’26 2/4)
会場風景-第25回境界潤滑研究会
写真 会場風景

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