2025年7月2日

住友金属鉱山とNSSOL,日鉄テックスエンジ,精錬設備の予知保全システムを構築

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

住友金属鉱山と日鉄ソリューションズ(NSSOL),日鉄テックスエンジは,住友金属鉱山の精錬事業における生産性向上を目指して,同社のニッケル工場と播磨事業所の設備に関する予知保全システムを新たに構築した。

同システムは,熟練の従業員が培ってきた経験,暗黙知や,各設備の音・振動などの測定データ,実際に設備に発生した異常事象をもとに,故障の初期兆候を可視化する。また,蓄積されたデータを活用し,故障タイミングを予測するモデルも組み込まれている。

同システムを導入した設備の半数以上で成果が出ており,今後,本格的に導入を進めることで,突発的な故障による稼働率低下の防止や,部品交換頻度の適正化などが期待できる。(’25 7/2)

Related Posts

NTN,「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」に移動型独立電源と「NTN回る学校」を出展

NTN,「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」に移動型独立電源と「NTN回る学校」を出展

NTNは,2025年7月13日に東京都多摩地域で開催される国際自転車ロードレース「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」に,空調完備の休憩室として移動型独立電源「N³ エヌキューブ」のワーケーションモデルをイベント会場に出展する。また,親子で楽しみながらベアリング(軸受)について学ぶことができるイベント「NTN回る学校」も併設して開催する。

Share This