2025年3月12日

出光興産,次世代営農型太陽光発電システムが新エネ大賞「新エネルギー財団会長賞」を受賞

アーステック

出光興産は,実証を進める次世代営農型太陽光発電システムが,2024年度「新エネ大賞(主催:新エネルギー財団)」の「分散型新エネルギー先進モデル部門」において,「新エネルギー財団会長賞」を受賞したと発表した。

同システムは,パートナー企業であるクリーンエナジージャパンが開発した太陽光を自動追尾する可動式架台(以下,トラッカー)と,両面受光型の太陽光パネル(両面モジュール)を組み合わせた発電システムを農地に設置し,「農業と再生エネルギー発電の両立」を目指すものである。農業を優先する時期(耕作期間)と発電を優先する時期(休耕期間)を分け,耕作期間には作物への日射量を最大化し,休耕期間にはパネルへの日射量を最大化する。また,高さ3.8mのトラッカーを採用することで,トラクター等の農機具を使える作業空間を確保している。同システムの農作に適した環境を維持しながら太陽光発電を行う点が評価され,先進性を有する農業共生型太陽光発電のモデルとして今回の受賞に至った。

同社は2023年6月から千葉県木更津市の水田に初号機となる小規模プラント(45kW)を建設して実証を行っており,2025年度には2号機となる大規模プラント(2MW)の建設を予定している。(’25 3/12)

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