リマニュファクチャリング推進コンソーシアム(RECO)(会長:三宅 晃司,産業技術総合研究所)は2024年12月24日(火),産総研 つくばセンター(茨城県つくば市)とオンラインのハイブリッド形式で2024年度総会および第1回セミナーを開催した。
RECOは,日本でサーキュラーエコノミー(CE)を推進するため,またCE時代のものづくりの競争力の強化に必須であるリマニュファクチャリング(リマン)について,産学官のステークホルダー間で情報の共有とビジョンの形成を行い,リマンの高度化と普及を推進していくことを目的に2024年10月に設立。2025年1月21日現在,21の法人会員企業(パナソニックホールディングス,信越電装,住友重機械工業,DELE,IHI,日立建機,豊田中央研究所,キヤノン,ツルオカ,光栄テクノシステム,野村総合研究所,デンソー,日立製作所,三菱ケミカル,岩崎電気,三菱電機,エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所,トヨタ自動車,プロテリアル,鈴木商会,産業技術総合研究所)と個人会員で構成されている。
総会では,報告議案としてコンソーシアムの会員状況・役員体制,審議議案として2024年度事業計画と予算が承認された。
第1回セミナーでは,基調講演として梅田 靖 教授(東京大学 大学院工学系研究科)による「サーキュラーエコノミーとものづくり」のほか,松本 光崇 氏(RECO副会長,産業技術総合研究所)(写真)による「コンソーシアム設立趣旨とリマンの海外動向」,高木 健太 氏(産業技術総合研究所)による「モータのサーキュラーエコノミーとリマン」,三宅 晃司 氏による「製造技術研究部門の技術とものづくり基盤技術」の講演が行われ,セミナー終了後には懇親会も開催された。
また,2025年2月17日(月)に日本科学未来館(東京都江東区)とオンラインのハイブリッド形式で「第3回リマニュファクチャリング・シンポジウム」(参加費無料,定員120名)を開催することも併せて発表した。(’25 1/29)