自動車用品小売業協会(APARA,会長:小林 喜夫巳 氏,オートバックスセブン)は,2024年10月25日(金)に経団連会館(東京都千代田区)で活動報告会・記念講演会を開催し,その後懇親会がおこなわれ,約300人が参加した。
活動報告では,「洗車の日」の啓発活動として,東京オートサロンや富士スピードウェイで開催したモーターファンフェスタイベントへの参加,昨年に引き続き開催した新宿での交通安全アクション2024への出展を報告した。また,オートパーツの日啓発活動,コンプライアンス活動,タイヤ安全点検キャンペーンの実施などの活動を紹介した。
その後,古藤 一弘 氏(東京都立蔵前工科高等学校長)による「工業高等学校生の就職傾向と今後の展望」と題した記念講演が行われた。講演では,工業学校生の生徒数や選考学科の割合,主な就職先の紹介や現在の高校生年代の就職先に関する意識調査などが発表された。今回の参加者は経営者や代表者も多く,これからの人材確保を進める上で関心を高める講演となった。
その後の懇親会では,小林 会長が冒頭の挨拶で,「人が定着しない,流出していく,集まらないという人手不足の問題が色々な業界でも出ています。全般的に出てくることとして,企業風土があります。ここで働きたいという意識を持ってもらえるような風土を持つことと,正しく評価をすることが大切だと思います。」と述べ,しばし和やかな雰囲気で懇談が行われた。(’24 11/13)