ダウは,水と自然の保護に焦点を当てた気候変動の緩和に向けた明確なマイルストーンを設定し,「気候変動(Protect the Climate)」目標を拡大することを発表した。
- 2030年までに,同社は土地管理戦略を確立し,水依存度の高い上位20の事業所がウォーター・スチュワードシップ計画を策定する。そのうちの10事業所は水の課題に対しレジリエントな(回復力のある)状態を目指す。
- 2035年までに,同社の全事業所でウォーター・スチュワードシップ計画を策定する。
- 2050年までに,同社は50,000エーカーの生息地を保護するために協力し,水に依存する上位20の事業所が水の課題に対しレジリエントな状態を達成する。
同社は化学企業として,急速に変化する気候や社会経済状況が水や自然に与える影響を理解している。同社の事業所と周辺の自然生態系がレジリエントな状態になり,干ばつや洪水などの予測不能な状況に耐えられるよう支援することを目的に,新しい「水と自然戦略」を設計した。(’24 7/10)