2024年7月3日

ランクセス,水素製造に応用可能なイオン交換樹脂を開発

アーステック

ランクセスは,「レバチット®(Lewatit®)」ウルトラピュアシリーズに,PEM電解(プロトン交換膜電解)での水処理に使用できる特殊なイオン交換樹脂新グレードを開発した。再生可能エネルギーから得た電力を水素に変換するこのプロセスは,水素の生産を持続可能にするための重要なアプローチと見なされており,風力や太陽光の変動をより適切に補完することが可能となる。

水素社会への移行において,PEM電解は重要な役割を果たすと考えられている。アルカリ水電解と比較してPEM電解は電流密度が高く,より小さなシステムで水素を製造することが可能で,高圧排出口を水素充填ステーションに直接接続することもできる。(’24 7/3)

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