2024年2月14日

出光興産,東洋製罐グループとプラスチック端材の再資源化に向けた実証実験を開始

アーステック

出光興産と東洋製罐グループホールディングスは共同で,プラスチック製品の製造工程で発生するプラスチック端材の再資源化(油化ケミカルリサイクル)に向けた実証実験を開始した。

同実証実験では,東洋製罐グループの各事業会社の工場におけるプラスチック製品の製造工程で発生するプラスチック端材を原料とし,出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパンが,油化ケミカルリサイクル技術により生成油を生産する。出光興産はこの生成油を石油化学製品や燃料油の原料として利用可能かを確認するとともに,プラスチック端材の再資源化の可能性を検証する。

将来的には,出光興産の石油精製・石油化学装置を活用し,プラスチック端材由来の生成油を原料とした「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」の生産を目指す。(’24 2/14)

Related Posts

関西潤滑懇談会,創立70周年記念総会・特別講演が開催される

関西潤滑懇談会,創立70周年記念総会・特別講演が開催される

関西潤滑懇談会は1955年10月潤滑技術の向上を目的に,関西地区の学界,業界の研究者により発足。2025年に創立70周年を迎え,2025年11月14日(金)関西大学 梅田サテライトキャンパス(大阪市北区)にて「関西潤滑懇談会 創立70周年記念 総会・特別講演」を開催した。

Share This