エボニックインダストリーズは,バイオディーゼル製造や製薬・農業分野での合成に使用されるアルコキシド触媒の需要拡大に対応するため,製造能力の拡充に取り組んでいる。同触媒は将来的にPETプラスチックのケミカルリサイクルにも使用され,循環型経済において大きな役割を果たすことが期待される。こうした背景から同社はシンガポールでアルコキシド製造工場の新設工事に着手したと発表した。これによりアジア地域のユーザーへの供給安定性を高め,グローバル規模でアルコキシド事業の強化を図る。同工場の年間生産能力は10万tで,2024年第4四半期の完成を予定している。(’23 7/5)
ケミカルリサイクル・ジャパン,「広域自治体における資源循環システム構築の実証事業」に参加
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,経済産業省の「2025年度 資源自律経済確立産官学連携加速化事業費(広域自治体における資源循環システムの構築に向けた実証事業)」に参加する。







