日本ロボット工業会が発表した2023年1~3月期の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年同期比7.1%減の5万9,349台で,10四半期ぶりの減少となった。出荷額は同0.3%増の2,206億円で,10四半期連続の増加。
国内出荷台数は同7.8%増の12,481台で,8四半期連続の増加となった。出荷額は同0.9%増の553億円で,2四半期ぶりの増加。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同22.1%増の4,117台で,9四半期連続の増加,出荷額は同22.2%増の186億円で,8四半期連続の増加,自動車製造業向けの出荷台数が同5.8%増の3,756台で,2四半期ぶりの増加,出荷額は同0.2%増の163億円で,5四半期ぶりの増加だった。
輸出台数は同10.4%減の4万6,868台で,10四半期ぶりの減少となった。輸出額は同0.2%増の1,654億円で,10四半期連続の増加。うち電子部品実装用が同26.8%減の2,680台で,6四半期連続の減少,輸出額は同18.8%減の478億円で,5四半期ぶりの減少,溶接用が同13.0%減の9,910台で,2四半期ぶりの減少,輸出額は同7.6%減の241億円で,10四半期ぶりの減少だった。(’23 5/24)