2023年1月18日

BASF,表面技術のAeroSHARKを搭載したボーイング777が初の旅客飛行

BASFとルフトハンザ テクニックが共同開発した表面技術「AeroSHARK(エアロシャーク)」を搭載したスイス・インターナショナル・エアラインズ(SWISS)のボーイング777-300ERが,初めての旅客飛行を行った。この航空機の胴体とエンジンナセルには,約950m²のリブレットフィルムが貼られており,抵抗を減らすためにサメの皮のような流動効率の良い特性を再現している。 リブレットと呼ばれる微細なリブで構成された特殊な表面構造により,AeroSHARKはこの航空機の表面の摩擦抵抗を1%以上減らすことが計算と流動シミュレーションによって明らかになり,その結果燃料消費量と二酸化炭素排出量を同程度に削減することができた。SWISSのボーイング777-300ER型機の場合,年間約400tの灯油と1,200t以上の二酸化炭素を削減することに相当する。 実際の運航で計算上のコスト削減効果が確認され次第,SWISSとルフトハンザ カーゴでの本格的な展開が開始される予定で,ルフトハンザ カーゴの11機,SWISSの12機のボーイング777型機がすべてAeroSHARKを搭載した場合,ルフトハンザグループの二酸化炭素排出量は年間2万5000t以上削減されることになる。(’23 1/18)

Related Posts

出光興産,次世代AIデータセンターの開発運営を行うOverwatch Capital社と戦略的パートナーシップを締結

出光興産(東京都千代田区)は,持続可能なデジタルインフラの開発・運営に特化した米国の投資プラットフォームOverwatch Capital Investment 1 LLC,(米国テキサス州 以下「Overwatch Capital社」)へ出資し,同時に米国全土を対象 *1 として最大1ギガワット規模の発電を可能とする天然ガスの供給を目的としたパートナーシップを締結した。 米国では次世代 AI データセンターの開発および安定した電力供給基盤の構築が求められている。Overwatch...

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

Share This