2021年11月10日

ランクセス,耐火性を備えた家電製品の設計を実現する難燃性コンパウンドの製品群を拡充

ドイツの特殊化学品メーカー,ランクセスは,ハロゲンフリーで難燃性を備えたコンパウンド「デュレタン®(Durethan®) BKV30FN34」と「ポカン®(Pocan®) TFN4230」を発表した。

ニュルンベルクのマーケティングリサーチ企業GfKが行った調査では,2020年の技術消費財の売上は,新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず増加した。また,多くの消費者が自宅の設備への投資を増やしているため,家電製品の需要も堅調に推移している。その結果,食器洗い機のようにスイッチを入れた後にユーザーがそばを離れる家電製品のコンポーネント用に,国際的な耐火性規格IEC/EN 60335-1を満たす難燃性プラスチックの需要が高まっており,これに対応するため,同社は難燃性コンパウンドの製品群を拡充し,この規格に基づいて実施されるグローワイヤ試験において高い難燃性を発揮する素材バリエーションの提供を可能にした。

同社は,これら2つの新製品が,洗濯機など家電製品のハウジング,マイクロスイッチ,コネクターなどに使われることを期待しており,また,電気自動車のバッテリー充電システム用の電気・電子コンポーネントの製造にも使用できる可能性があると考えている。(’21 11/10)

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ランクセスは,オランダ・ドルトレヒトのフッ素化学品メーカーであるケマーズ・ネザーランズB.V.で実施された実証試験で,ランクセス製品である選択性イオン交換樹脂「レバチット®(Lewatit®)MDS TP 108」が,製造工程で発生する廃水から,短鎖および超短鎖PFASを含むすべての有機フッ素化合物の99.9%超を除去できることが確認された,と発表した。

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