2021年9月29日

山本金属製作所,被削性評価試験を開始,油剤冷却性評価キャンペーンを実施中

アーステック

山本金属製作所は,機械加工モニタリングデバイス「MULTI INTELLIGENCE®」を使った被削性評価試験の一環として,2021年12月31日までの申込みを対象に「切削油剤(クーラント)性能評価キャンペーン」を実施している。MULTI INTELLIGENCE®は,切削工具の先端付近にセンサー(熱電対など)を内蔵しているため,赤外線サーモグラフィでは測定出来なかった工具刃先の温度・振動をリアルタイムに計測することが可能であり,切削油剤の1次性能である潤滑性・冷却性を容易に評価可能である。計測した情報はホルダー内部の計測器とワイヤレストランスミッターを介し無線送信され,データの読み取り・記録が可能となる。

ユーザー指定の被削材および工具(タップ)で,切削条件にて加工時の工具刃先の温度,振動(油剤冷却性),切削抵抗などを評価する。1~4油剤で300,000円,5~8油剤で400,000円,9~12油剤で450,000円のキャンペーン価格で評価試験を行う(金額はすべて税別)。

問い合わせは,山本金属製作所(TEL 06-6704-0811,E-mail sakurai@yama-kin.co.jp)まで。

MULTI INTELLIGENCE®(Cutting version)熱・振動同時計測type
https://yama-kin.co.jp/products/m-intel/cutting  (’21 9/29)

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